空き家相談
→お問い合わせ |
空き家によって引き起こされる弊害
管理水準の低下した空き家を長期間放置されると…
- 治安の低下や犯罪の発生を誘発し、防災機能が低下します。
→放火による火事、不審者によるイタズラなど
- 雑草繁茂や病害虫の発生といった公衆衛生が低下します。
→シロアリ、ハチの発生、樹木の巨大化
- 景観の悪化や地域イメージが低下します。
→ゴミ屋敷化
-
周辺住民の生活環境、通行者などに悪影響を及ぼします。
→建物倒壊、外壁落下、風による屋根材の飛散など
また、適切に管理されていない状態が続くと、建物は驚くほどの速さで傷みが進みます。(湿気の充満、樋の詰まり、雨漏りなど)
少しでも早く相談することの意味
◆リスクの軽減
空き家の放置によって発生する弊害の責任は所有者へと帰結します。
放置して危険な状態だった家が崩れたり、破片が飛んで他人に被害を与えた場合は、責任を問われる可能性があります。普段の生活に支障がないからといって空き家を放置する事は所有者のリスクが高いだけでなく、周辺住民にも迷惑が掛かってしまいます。
少しでも早くご相談いただく事は空き家によって引き起こされる弊害への対策や、周辺住民の方への安心にも繋がります。
◆コストの軽減
空き家を数年放置していると、雨漏れやシロアリ被害、カビなどが発生します。
これらの被害が深刻になってくると、今後、いざ賃貸や売買といった活用を考えたり、ご自身で住まわれる時に改修や修繕費用が甚大になってきます。手遅れになる前にご相談いただく事はこれらの費用の軽減に繋がります。
空き家の管理について
◆家にも介護が必要です
「春夏秋冬」日本には素晴らしい四季の良さがあります。しかし、その反面、気候の変化や風雨にさらされている家屋は知らず知らずにダメージが蓄積されているのです。賃貸や売買といった活用をお考えでない方も、何もせずに放っておけばすぐに家は傷んでしまいます。定期的に家に風を通したり、必要箇所のメンテナンスをするなど適正な管理をすればいざという時に修繕を最小限に抑えることが可能です。
空き家の管理内容は家ごとに様々で、それぞれの家の状態にあったメンテナンスや管理が必要です。
- 実家を相続したが、自分にも家があるため住んでいない
- 長期の入院や施設への入所で帰る予定を立てれない
- 固定資産税など税金が上がるため、建物を残している
- 遠方のため、管理が難しい
- 相続協議が長引いている など
空き家巡回管理サービスとは、遠方に住んでいたり忙しくてなかなか物件に行けないという空き家所有者に代わって業者が空き家内外の巡回管理を行い、適正に空き家の管理を行う為のサービスです。
当社の巡回管理サービスは建物に精通した建築士が行ないますので、不具合等の報告も的確にさせていただきます。
おことわり
当社では、空き家巡回管理サービスを工事の営業のためには行っておりません。あくまで、依頼者様から工事の見積、計画の依頼があってから、初めて提案をさせていただきます。 |
空き家巡回管理サービスの主な内容
お気軽外回りパック | : | 主に外回りの管理を行ないます。中を見られたくない方にはこちらのお気軽コースがおすすめ |
あんしん管理パック | : | 外部、内部どちらも管理を行なう標準的なコースです。 |
お試しパック | : | 管理項目はあんしんパックとほとんど同じになってるスポット管理です。 |
空き家巡回管理サービス内容一覧
空き家巡回管理サービスとは、遠方に住んでいたり忙しくてなかなか物件に行けないという空き家所有者に代わって業者が空き家内外の巡回管理を行い、適正に空き家の管理を行う為のサービスです。
項目 |
内容 |
お気軽外回りパック |
あんしん管理パック |
お試しパック |
||
一戸建 |
一戸建 |
マンション |
一戸建 | マンション | ||
通風・換気 |
60分ほど全室の窓を開放し空気を入れ替えます。 |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
通水 |
サビ、悪臭防止のため全ての蛇口をしばらく開放します。 |
× | ○ | ○ | ○ | ○ |
建物内部の |
家中の床を掃除機掛けをします。 |
× |
○ | ○ | ○ | ○ |
室内外の異常点検 |
建物内外装や設備機器の異常や傷み等を目視点検します。 | 外部のみ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
軒樋掃除 |
1階の屋根やバルコニーの樋や排水溝を掃除いたします。(2階屋根はオプション) |
× |
○ | ○ | ○ | ○ |
水漏れの確認 |
蛇口や配管から水漏れがないか確認する |
外部のみ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
外廻り清掃片付け |
屋外のゴミや落葉等を片付けます。 |
○ |
○ |
× | ○ | × |
庭木の確認 |
庭に散水します。庭木の剪定や消毒、除草が必要か報告いたします。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
権利関係 |
隣地や公道への越境物の有無や隣家周辺工事等による周辺環境の変化を報告します。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
郵便物の回収 |
チラシの片付け(室内保管)と大事な手紙やメール便は転送手配(送料別途)をします。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
作業状況 |
作業前、作業後を写真で報告します。 |
外部のみ○ |
○ | ○ | ○ | ○ |
連絡窓口 |
看板設置で当社が空き家に関して、ご近所からの窓口になります。 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
簡易修繕 |
管理開始後に現れた不具合等、その場で簡単に直せるものなら無料修繕を行います。 |
× |
○ | ○ | ○ | ○ |
臨時巡回 |
台風・地震・豪雨・火災・がけ崩れ等による影響が心配される時には直後に巡回し報告いたします。※巡回日の変更として対応します。 |
× | ○ | ○ | × | × |
挨拶・伝言 |
指定のご近所さん(1~2軒)があれば、ご挨拶や伝言に伺います。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
劣化診断 |
管理の開始前に空き家全体の劣化状況を診断し報告いたします。 |
× |
○ | ○ | ○ | ○ |
- 現地の状況によって又は対応地域以外の場合は追加料金等が発生します。
-
「あんしん空き家管理パック」は合い鍵を責任持ってお預かりします。
-
火災保険未加入や高価な家具、調度品や貴重品等ある場合はお引き受けできません。
- 年間契約コースの料金は前金制とさせていだきます。
-
建物に入室するあんしん管理パックは、電気と水道は使える状態にしてください。
(使用料は家主様負担でお願いします)
-
除草や生垣の管理は現地状況を見て管理方法を取り決め、別途有償にて行うものとします。
-
管理業務開始までに家内外部の片付け・掃除をしてください。
-
その他、詳しくは所有建物(空き家)管理委託契約書に記載させていただきます。
ご要望に応じて、下記サービスが可能です(お見積りは無料です)。
空き家巡回管理サービスとは、遠方に住んでいたり忙しくてなかなか物件に行けないという空き家所有者に代わって業者が空き家内外の巡回管理を行い、適正に空き家の管理を行う為のサービスです。
庭木剪定及び芝刈り |
ゴミ処分 |
消臭剤散布 |
リフォーム・補修工事・ご帰宅時ハウスクリーニング |
害虫除去対策薬剤散布 |
賃貸・売却相談 |
除湿剤設置 |
ガス機器作動点検 |
管理サービス開始前の室内外部の片付け |
|
※上記以外にご希望がございましたらお問合わせください。 |
契約時登録費用
書類作成および登録費用といたしまして、初回のみ12,000円(消費税別)が必要となります。
巡回回数 |
月1回 |
月2回 | 月3回 | |
空き家外廻りパック |
4,000円 | 7,000円 | 11,000円 |
※中を見られたくない方にはこちらのお気軽コースがおすすめ |
あんしん空き家 管理パック |
8,000円 | 15,000円 | 22,000円 | |
お試しパック |
15,000円 | - | - |
スポットです |
※契約は、最低3カ月契約(前払い)です。
※全て月額料金です。別途消費税がかかります。
※料金は前金制でお願いします。
※振込手数料はお客様負担となります。
※屋内プランでは床面積150m2以上、外廻りプランでは敷地面積240m2以上の場合、別途お見積もりとなります。
※毎回写真付きで管理の状況と結果(PDFファイル)をメールにて報告いたします。
※建物の状況によっては、管理サービス業務を行うことができない場合がございます。
オプション
・郵便物転送サービス |
(国内) 1,000円/回 |
(海外) 2,000円/回 |
|
・報告書の郵送 |
(国内) 1,000円/回 |
(海外) 2,000円/回 |
|
・立会いサービス |
(巡回時) 無料 |
(巡回時以外) 4,000円 |
・屋内プランでは床面積150m2以上、外廻りプランでは敷地面積240m2以上の場合
空家巡回管理サービス 契約までの流れ
メールでのお問い合わせ
|
電話でのお問い合わせ 営業時間9:00~17:30(月~土曜日) TEL 0744-32-4031
FAXでのお問い合わせ 365日 24時間受付 FAX 0744-32-0356 |
重要事項
下記の内容をご確認・同意のうえお申し込みください
一.検査するに当たって、住宅所有者や居住者の承諾が必要であり、承諾が得られない場合には検査を実施できない場合があります。
一.当日の現況について検査員が目視、触診などが出来る範囲での非破壊による検査を行います。
一.本検査は瑕疵(かし)の有無を判定するものではなく、瑕疵がないことを保証するものではなく、補修を要する程度の事象が認められたか否かの検査を行うことです。
一.本検査は建築基準法等の各種法律等への適合性を判定するものではありません。
一.本検査は建物の耐震性を判定するものではありません。 (耐震診断オプションを選んだ場合はこの限りではありません。)
一.検査結果は当日の状態を報告します。検査時点からの時間経過による変化がないことを保証するものではありません。
一.本報告書に関するご質問は依頼者からのみ受け付けております。また、依頼者が本報告書を第三者に渡すことにより、不利益が生じた場合は、弊社は責任を負いません。 |
お電話やメールにてサービス内容のご案内やご質問にお答えしております。
どんなに小さなことでも気になることがございましたら、お気軽にご連絡ください。
ご自宅(空き家物件)へご訪問し、お客様より直接、ご自宅の注意点やご要望をお伺いさせていただきます。
※既にプラン・訪問回数・開始月がお決まりの場合、契約書を準備して、ご訪問させていただきます
・ご自宅の鍵 2本
鍵はお打合せの際にお預けいただくか、もしくは後日、弊社宛にご送付をお願いします。受領後、預かり書を発行いたします。
間取り図(窓の施錠確認時に使用いたします。手書きでも構いません)
電気、水道はご契約をお願いします。
弊社は、お申込締切は設けておりません。
準備が整いましたら、ご契約後直ぐにでも巡回管理を開始いたします。
海外にお住まいの方や、既に空き家にされて遠方にいらっしゃる方はメールで対応させていただきます。
注記
※遠方のお客様の場合、かぎのお預かりは郵送していただく形になります。 (書留、レターパック推奨)
※サービスは最低3ヶ月からの御契約とさせていただきます。 (3ヶ月未満のご契約を希望される場合はスポット対応をご用命ください)
※解約のお申し入れは1ヶ月以上前に申告をお願いします。 お申し入れ後、翌月末日をもってサービス終了となります。 料金の日割り精算はございませんのであらかじめご了承ください。 |
重要事項
重要事項-1 火災保険は「住宅用」ではなく「一般物件」に対応したものをかけてください。 空き家であっても近隣火災、放火、漏電など不測の事態が考えられます。
重要事項-2 郵便局へ郵便物の転送届は必ず提出してください。
重要事項-3 清掃、通水、換気など行いますので、電気・水道は使える状態にしておいてください。基本料金、使用料はお客様負担になります。
重要事項-4 マンションの場合は、管理組合に対して退去の手続きを行ってください。
重要事項-5 退去時には清掃をお願いします。通常サービス内の清掃はあくまで現状維持のための簡易清掃です。
重要事項-6 カビや汚れにつきましては完全に防ぐことはできません。予めご了承ください。
重要事項-7 家具につきましては、残ってる場合はそのままの状態で管理を行います。 貴重品や生鮮食品、ゴミなどについては事前に処理をお願いします。貴重品の紛失盗難についての責任は一切負いかねます。
重要事項-8 天災地変など不可抗力による損害、経年劣化による損害、害虫・害獣被害についてはその損害を賠償する責任を負わないものとします。また、管理サービスは建物の保存を保証するものではありません。この点ご了承ください。
重要事項-9 動植物は管理対象外です。 管理に注意が必要なものなどはオプションにてお受けできることもありますのでご相談ください。 |
空き家の売却
空き家の適正な維持管理を行う事が困難で、今後使用する予定がない場合は、売却の検討が一番最初の選択肢として頭に浮かぶのではないでしょうか。売却をすれば管理の必要も無くなり、空き家を所有している事で生じる煩わしい事柄がほとんど解決します。しかし売却をするにあたっては注意点がいくつかあります。
一例を挙げると、
-
当事者間(所有者と購入希望者)でも売買できるが、後々のトラブルを避ける為不動産業者を間に入れる事が好ましいです。
-
立地や建物の状態によっては売る事が困難で何年も売れ残る可能性があります。
-
思っていた金額で売れない事があります。
-
売却した金額がすべて収入になるのではなく、売買後の仲介手数料、登記費用、各種税金などの諸経費が掛かかります。 等々…
また、売却の方法として
1 : 空き家をそのままの状態で売却
「中古戸建」「古家付土地」の売却です。手間や費用負担がない点がメリットですが、売却価格は安価になりがちです。時間やお金をなるべくかけたくない方にお勧めします。
2 : 空き家を解体して売却
「更地」での売却です。解体についての費用やリスクを売主が負うことで、「古家付土地」より高く売却することも可能となります。
3 : 空き家をリフォームして売却
「中古戸建」「古家付土地」の売却ですが、リフォームについての費用を売主が負うことで、そのままの「古家付土地」より高く売却することも可能となります。また、瑕疵保険を付ける事で建物の価値を上げることも出来ます。
空き家の賃貸について
空き家を賃貸に出す事は、地域の定住促進やUIJターンの受け皿にもなり、また人が住む事で家の寿命も延びる為、空き家の適正管理の方法として注目されています。
しかし賃貸をする場合にも注意点があります。一例を挙げると、
-
当事者間(所有者と利用希望者)でも賃貸できますが、後々のトラブルを避ける為、不動産業者を問に入れる事が好ましい。
- 立地や建物の状態によっては貸せなかったり、何年もそのままの状態になる事があります。
-
空き家の荷物を片づける必要があります。
-
あまりにも老朽化が進んでしまっている場合は建物の状況を確認した後、リフォームが必要となる場合もあります。リフォームの費用は掛かりますが、家賃の引き上げ、空室リスクを避けることも可能となります。
賃貸をする場合には契約書や取決め事、貸した後のトラブル対応等の業務が発生してきます。
すでに、大規模な修繕が必要な状態であったり、活用も住む予定もない場合においては家屋をそのままにしておくのではなく、解体することも適切な管理としてあげられます。解体することで家屋や庭木の手入れ、修繕の必要もなくなります。
しかし、空き家で外観は古くとも、修繕をすればまだまだ十分に住める物件が多いのも事実です。「古いから」、「外観が悪いから」で解体をしてしまうのではなく、インスペクション(住宅診断)を受けてみられるのも必要な事です。
解体をする時は「その後」の事も考えて…
老朽化した空き家にも住宅用地の特例は適用されています。そのため、空き家を解体すると土地の固定資産税等が上がってしまうケースもございます。その為、建物を解体した後の事を考えておかないと維持費がますます上がってしまいかねません。解体をする際はその後の管理方法や利用方法も考えておきましょう。また、いざ解体となった時には空き家の解体に補助金等を出している自治体もございます。
事前に相談をしてみる事をお勧め致します。
→お問い合わせ |